株主・投資家の皆様へ

To our shareholders

代表取締役社長 藤田恭嗣

株主の皆様には、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼を申し上げます。

まずはじめに、当社は2016年7月に本社を渋谷区初台から、千代田区竹橋のパレスサイドビルへと増床移転いたしましたことをご報告いたします。新しい竹橋本社オフィスは、初台オフィスの約2.7倍の広さになりました。出版の街である神保町とも隣接しているため営業効率も上がり、今後当社が出版社とともにグローバル展開を推進していく環境が整ったものと考えております。

国内の電子書籍市場は引き続き成長予想となっておりますが、2016年7月に発表された市場予測では2019年度の電子書籍・雑誌を合わせた電子市場規模は約3,270億円と、2015年度発表時の3,400億円から若干の下方予想となりました。しかし、高水準の成長率は依然維持されており、市場拡大は今後も継続していくものと思われます(インプレス総合研究所「電子書籍ビジネス調査報告書2016」より)。電子書籍における有料での利用者は、スマートフォン利用者全体の16.5%とまだまだ低い水準でありますが、サービス形態は多様化が進んできているため、当社としてもどのようなビジネスモデルのサービスにおいてもコンテンツの安定供給が出来るようなシステムインフラの増強整備に取り組んでおります。並行して、国内の優良なコンテンツと海外の利用者を結ぶ目的で、6月に子会社を米国サンディエゴに設立し、北米を中心にアジアやヨーロッパへとコンテンツを提供できる体制の強化を図りました。

今後の事業展開においては、電子書籍を流通させるエリアの拡大だけでなく、世代間への広がりも重要だと考えており、その一環として2016年8月にはCreatubbles社(クリエイタブルズ、本社:シンガポール、CEO兼共同創業者:Paul Greenberg/ポール・グリーンバーグ)との資本業務提携を行いました。このCreatubbles社が提供する子供向けSNS「Creatubbles」は、子供達が創作した作品やアートを自らワールドワイドに発信・シェアしていく画期的なサービスです。今後のデジタル流通においては世代や地域を超えた様々なサービスの需要が高まり、Creatubblesに代表される次世代のSNSサービス等とのシナジー効果も必要不可欠になってくるものと考えています。当社はこのように世界を視野に入れながら、電子書籍の多様な広がりとその可能性を追求し、多くの企業と手を取りながらスピード感を持って、「ひとつでも多くのコンテンツを、ひとりでも多くの人に届けること」の実現に取り組んでまいります。

株式会社メディアドゥ
代表取締役社長 藤田恭嗣

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