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非上場から上場企業グループの一員に。社内変革推進の立役者


メディアドゥグループでは、特に頑張った社員の功績を称える「MVP表彰制度」があります。
今回は、2018年第1四半期のMVPに選出された、メディアドゥホールディングス経営企画室の穐山元晴が、受賞の感想や仕事に対する思いについて語ります。


答えのない仕事、暗闇の中を手探りで進むのような日々

出版デジタル機構は、2017年3月にメディアドゥグループに参画しました。同じ電子書籍取次をおこなう2社ではありましたが、出版デジタル機構は非上場企業、メディアドゥは東証一部上場企業で、会社の成り立ちも異なるため、さまざまな点で違いがみられました。

この2社が協力してシナジーを発揮し、より機動的な組織にしていくためには、様々なプロセスや業務フローを統一していかなくてはならない――。それが当時、出版デジタル機構で経営企画業務・内部監査業務に従事していた私に与えられた任務でした。

非上場の会社がいきなり上場企業と同等の基準を満たしている状態にしなければならないということで、どこから手をつければよいのかすら分からない。とても困難なミッションだということはすぐに分かりました。
とはいえ、時間も限られており、私に立ち止まっているヒマはありませんでした。とにかくやってみる、トライ&エラーを繰り返しながら、何とか少しずつ前に進んできた感じです。締め切りまで1か月を切った頃はとても間に合うと思えず、頭が真っ白になったことを覚えています。

なんとか乗り切れたのは、本件を進めるにあったって協力してくれた各社員のおかげです。度重なるヒアリングを経て、一歩一歩前進することができました。
今回の受賞は、限られた短い期間の中で急激な変革を成し遂げることができた点を評価いただけたのかなと思っていますが、これは周囲のサポートなしには到底実現できなかったことなので、とても感謝しています。


店長の反対を押し切って販売したサイン本が2時間で完売

小さい頃から本が好きで、冒険ものから歴史小説まで何でも読んでいました。

大学に入りアルバイトを探したときも本屋以外の選択肢はまったく浮かばず、なかなか空きのでない本屋の仕事を探しまくって働きました。

本屋ではレジ打ちなどを担当、影ながら本の文化を支えているというだけで十分満足だったのですが、ある時どうしても売りたいと思う本に出会ってしまいました。作家の知名度はまだイマイチでしたが、大学生だった自分がとても共感できるもので、絶対売れるという直感もありました。すぐにサイン会を開きたいと店長に持ちかけましたが、案の定、即座に却下されました。サイン会を開くということは本屋にとってはリスクでもあるのです。

それでも、どうしてもあきらめきれませんでした。作家に直接本屋に来てもらうサイン会が無理でも、サイン本の販売だけならいけるかもしれないとしつこく食い下がり、ついに店長の説得に成功しました。
日本のシステムでは書店ごとに割り当ての冊数が決まっているので、サイン本として販売するのに十分な冊数を確保するのも一苦労でした。たった一人で他の支店をいくつも回り、なんとか50冊かき集めたことを覚えています。

そのサイン本が、なんと2時間で完売。自分の好きな本がたくさんの人に読まれる機会を作ることができた充実感で、それまでの苦労を忘れる瞬間でした。

社会人になってからも本と関わる仕事を、と思い続けていて、縁あって出版デジタル機構で働くことになりました。そして、前述の任務が与えられたのです。


「ひとつでも多くのコンテンツを、ひとりでも多くの人へ」を実現するチームの一員として

最初にメディアドゥグループに参画する話を聞いたときは、とてもワクワクしました。メディアドゥのビジョン「ひとつでも多くのコンテンツを、ひとりでも多くの人へ」という言葉こそ、まさに自分が実現したい世界だと思えたからです。

自分自身は創作活動や営業活動は向いていないと思っています。それでも、出版業界の発展に貢献したい、おもしろい本を作る人を支える仕事がしたいという思いを持ち続けている自分にとって、理想の世界の実現をビジョンとして掲げる会社の一員でいられることに喜びを感じています。

本を読みたい人が、読みたいときに手軽に読むことができるような世界を作りたい。コンテンツを作りたい人の創作活動を応援したい。それが今の自分の夢です。
本は自分の人生の、常に側にあるものでした。自分にとっては、この世の中から絶対になくしたくないものです。作り手も読み手もハッピーになれる世界を作るために、これからも目の前の仕事を頑張っていきたいと思っています。